よくあるご質問 資料請求
products

金属サイディングの保証について

弊社製品を安心してご使用いただけるよう元請会社様に対し、以下の内容に基づき「穴あき、赤さび、塗膜膨れ剥がれ、塗膜変退色」を製品保証致します。
元請会社様は、お施主様へ本保証内容(免責事項、保証内容等)をご説明のうえ、金属外装材総合カタログの最新版より、『セリオスサイディングの維持管理(点検/メンテンンス)』をコピーしてお渡しください。

保証申請書

保証書発行までの流れ

保証書の発行は、次の手順で行います。

  • 弊社指定の金属サイディング保証申請書に必要事項を漏れなく記載の上、弊社の営業部門にご提出ください。
  • 保証申請は、施工後速やかに金属サイディング保証申請書をご送付願います。施工後6ヶ月を超えた場合、保証ができませんのでご注意ください。
  • 出荷後6ヶ月を経過して施工したものについては、出荷後6ヶ月の翌日より保証期間を始期します。
  • 保証書の発行は、2週間程度お時間を頂戴する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

[第1条]対象製品(適用範囲)

当規程制定時に、当社が営業販売している金属サイディング製品本体に対し、保証を行います。ただし、以下の製品は保証対象外とします。

  1. 役物などの付属品

[第2条]保証の対象

製品保証は、物件単位で元請会社(住宅会社・建設会社・販売店・工事店を含む)より保証申請書が提出され、当社が免責事項等を考慮し保証が適切と判断した上で保証書を発行した物件とします。

[第3条]適用地域と保証実施可否の判定

適用地域は日本国内とします。ただし、沖縄県は除きます。

保証実施可否の判定は、当社が判断します。

[第4条]保証内容

保証内容は、製品より2m離れた位置から、目視にて以下の不具合がないことを保証します。

  1. 穴あき保証: サイディング本体表面塗装鋼板に腐食による穴あきがないこと。
  2. 赤さび保証: サイディング本体表面塗装鋼板に腐食による赤さびが全施工面積の5%以上ないこと。
  3. 塗膜膨れ・剥がれ保証: 塗膜の膨れ、剥がれの発生が全施工面積の5%以上ないこと。
  4. 塗膜変退色保証: サイディング本体表面塗装鋼板の塗膜に、著しい変退色がないこと。

[第5条]保証期間

保証内容に対し、以下の期間を保証します

  1. 穴あき・赤錆10年保証: 施工完了後10年。
  2. 穴あき25年保証: 施工完了後25年。
  3. 塗膜膨れ・剥がれ10年保証: 施工完了後10年。
  4. 塗膜膨れ・剥がれ15年保証: 施工完了後15年。
  5. 塗膜変退色15年保証: 施工完了後15年。

※但し、いずれも出荷後6ヶ月を経過して施工したものについては、出荷後6ヶ月の翌日より保証期間を始期します。

[第6条]補償の方法

補償の方法は、第5条の保証期間内に第4条の不具合が発生した場合に、次の補償方法より選択し行います。
ただし、補償の方法は弊社が決定します。

  1. 塗り替え塗料の提供(全部又は一部)
  2. 再塗装工事費用の負担(全部又は一部)
  3. 代替製品の提供(全部又は一部)なお、同一製品が廃盤等で供給できない場合は同等製品とする
  4. 再工事費用の負担(全部又は一部)
  5. その他、1~4以外の方法で弊社が最適と判断した方法による不具合部分への補修。

[第7条]免責事項

以下の状況に相当する物件への保証は適用外とし、これら要因による腐食(穴あき・赤さび)、変退色、その他不具合が発生した場合の保証は、弊社責任外とします。

1)金属サイディングの免責事項

  1. スターラインプライム及びスターラインプライム-HJは、塗膜変退色保証、塗膜膨れ・剥がれ保証は海岸より2km未満の地域、及び穴あき保証は海岸より0.5km未満の地域、及び塩害に起因する腐食が発生した場合。また、それら以外の製品は、海岸より5km未満の地域、及び塩害に起因する腐食が発生した場合。
  2. 酸・アルカリ・塩・粉塵・ばい煙が相当量発生する施設(例えば、工場・焼却炉・廃棄物処理場・牛舎・豚舎・鶏舎など)から0.2km未満の地域、及びそれら酸・アルカリ・塩・粉塵・ばい煙に起因する腐食が発生した場合。
  3. 腐食性ガスの発生する火山・温泉またはそれら施設から0.2km未満の地域、及びそれら腐食性ガスに起因する腐食が発生した場合。
  4. 建築基準法、及び関係法規に違反した使用により発生した不具合。
  5. 弊社が推奨する施工方法(弊社「金属外装材総合カタログ」または、日本金属サイディング工業会「金属サイディング施工マニュアル」、同「金属サイディング施工の手引き」に準拠)に反した施工、及び取扱いに起因する腐食・不具合が発生した場合。
  6. 弊社が推奨する維持管理(弊社「金属外装材総合カタログ」に準拠)を実施しなかったことに起因する腐食・不具合が発生した場合。
  7. 地震・台風・竜巻・落雷・ひょう・豪雪などの、天災(自然災害)に起因する腐食・不具合が発生した場合。
  8. 鳥・動物のフン、または落葉の堆積、近隣建物・施設および鉄道などからの金属粉や粉塵の付着に起因する腐食。
  9. くぎ・金物・配管・配線・付帯設備からのさび流れ、または異種金属との接触による電食が発生した場合。
  10. 凍結防止剤による塩害に起因する腐食が発生した場合。
  11. 加熱炉・焼却炉・暖房機・給湯器等に近接した施工による熱及び排ガス等に起因した腐食・不具合が発生した場合。
  12. 施工現場で曲げ加工された部分、及び施工後の塗装・補修部分からの腐食・不具合が発生した場合。
  13. 外的損傷(交通事故・ボール投げ・近接建物の倒壊など)に起因する腐食・不具合が発生した場合。
  14. 外壁材が変質・変形の恐れのある場所(給湯器、換気口、発電機、車輌などから排出されるガスや水蒸気が当たる場合、及びそれらが起因とされる不具合)に使用された場合、及び変質・変形の恐れのある施工により不具合が発生した場合。
  15. 施工説明書に記載された事項に反した施工、取り扱いが原因により不具合が発生した場合。
  16. 純正役物・付属品を使用しなかった場合、及び弊社の製品以外の役物により発生した場合。
  17. 製品性能を超えた性能を必要とする場所(13mを超える建物や高台の上など)に取り付けられたり、建物の構造に起因する変形や、躯体の腐食などにより不具合が発生した場合。
  18. 入居者(管理人を含む)又は第三者による維持管理不注意(たわしで強く擦ったり薬品洗浄するなど)、及び入居者又は第三者の故意・過失により不具合が発生した場合。
  19. 軒下などの雨掛かりしない、雨水による洗浄効果が期待できない部分で不具合が発生した場合。
  20. 地盤沈下、近隣の土木工事、火山ガス、河川などの周辺で常に水しぶきがかかるなどの周辺環境によって不具合が発生した場合。
  21. 自然に生じる外壁のこけやカビ、変退色、伝い水による汚れなど、施工後の経年変化により不具合が発生した場合。
  22. 瑕疵を発見後、速やかに届出がなされなかった場合。不具合を放置することによって発生した場合。
  23. シーリング自体及び現地塗装、及びそれらに関わる不具合が発生した場合。
  24. 瓦や木材、その他の建築物に付随する物質より溶出する成分に起因する不具合が発生した場合。
  25. 建築物が保証書の発行を受けた最初の購入者から第三者へ譲渡された場合。
  26. 保証のための所定の手続きがなされていない場合。及び保証申請書に記載されている内容と異なる事実があった場合。
  27. 販売当時実用化されていた技術では予測することが不可能な不具合が発生した場合。
  28. その他、弊社及び弊社製品の責任に起因しない腐食・不具合が発生した場合。