環境とくらしを守るSGL 屋根・外壁に、エスジーエル
ガルバリウム鋼板の高い耐久性を飛躍的に
進化させた新しい鋼板。

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SGLはさまざまな形で私たちの身近なところに使われています。
その優れた耐久性で私たちの住まいを、くらしを守っています。

SGLは、薄くて強靭な鋼(はがね)に、特殊配合した合金でコーティングを施した、次世代の金属素材です。
鋼が持つ「強靭さ」と特殊配合した合金が持つ「サビへの強さ」が合わさることで、とても優れた耐久性を発揮します。
鋼
合金
優れた耐久性


SGLは高温焼き付け塗装により
様々な機能を持たせることができ、
カラーバリエーションも豊富。
だから、多くの建物の屋根や壁に使われています。
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住宅の屋根
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住宅の壁
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スポーツ施設の屋根
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物流倉庫の壁
SGLは、ガルバリウム鋼板を飛躍的に進化させた次世代の鋼板。
住まいの美しさが長持ちするので、お財布にも環境にもやさしいです。
住まいの美しさを長持ちさせる優れた耐食性
SGLの合金コーティングは長期にわたって鋼をサビから守ることができます。
SGLの持つサビから守る強さ(=耐食性)は、一般的に使われている「ガルバリウム鋼板」の3倍以上もあるのです。
SGLは合金の腐食減量が
ガルバリウム鋼板の
3分の1以下
コーティングされた合金は鋼をサビから守ると消耗し、少しずつ減っていきます。
複合サイクル試験の結果、SGLの合金の消耗はガルバリウム鋼板よりもとても低く、合金が長持ちしていることがわかります。

複合サイクル試験※
※複合サイクル試験とは
鉄にとって極めて過酷な環境をつくることで、サビへの強さを確かめる試験のひとつ。1サイクルは2時間の塩水噴霧、4時間の高温乾燥、2時間の湿潤環境の合計8時間。
ライフサイクル全体における
エコへの貢献
高い耐久性による
改修サイクルの長期化

「長く使う」ということは、環境にやさしい選択肢の基本です。 SGLは、従来の金属素材であるトタン板(亜鉛めっき鋼板)やガルバリウム鋼板に比べ大幅に耐久性が高いため、住まいの長寿命化に貢献し、改修頻度を減らすことができます。同時に、「ライフサイクルCO2」(モノの一生の中で排出されるCO2)の削減にも貢献します。
鉄鋼製品ならではの高い
リサイクル率

SGLのベースとなっている鋼、つまり鉄には、選別が簡単で、リサイクルしても品質があまり下がらないという他の素材にない特長があります。「何度でも何にでも」生まれ変われるリサイクルに最適な素材であるため、製品のライフサイクル全体で見ると、たいへん環境への負荷が低いと言えます。
屋根・壁に最適な
軽量さと丈夫さ
SGLは強靭な鋼に合金コーティングを施した金属素材ですが、その薄さは約1mm。
鋼は重いイメージがあるかもしれませんが、この薄さにより面積あたりの重量は他の素材と比べてとても軽くなります。
軽いので、建物への負荷が小さく、地震に強い住まいになります。
また、SGLは水がしみこむことがなく、塗装が劣化しても屋根や壁の下に水を通すことがありません。
さらに、衝撃にも強く、災害などで外部から衝撃を受けても凹むことはあっても砕けて飛び散ることが起こりにくいです。
SGLは屋根・外壁に適した特性を持っているのです。
遮熱機能を標準装備した
カラー鋼板「ニスクカラーPro」
SGLに塗装を施した「ニスクカラーPro」は遮熱機能を持っています。
黒や紺など通常では熱を集めやすい色でも、熱を集めにくくすることで建物内の温度の
上昇をおさえ、夏場の省エネルギーに貢献します。
サーモグラフィーによる実測例
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※天候:晴れ/外気温32℃ 場所:大阪府堺市(パネル建材製造所)
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SGLは一戸建て住宅、アパート、商業施設の屋根・壁など、
幅広い建築分野で高い耐久性を発揮しています。
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一戸建て住宅/アパートなどの屋根
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物流施設などの壁
一戸建て住宅/アパートなどの壁
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耐火イソバンドPro
美しさと性能を極限まで追求した
次世代基準パネル。 -
SGLサイディング
SGLを採用し、さらなる高耐食性を
追求した金属サイディング。
太陽光発電施設の導入
日鉄鋼板は4つの製造拠点で太陽光発電施設を導入し、自然エネルギーを活用しています。
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船橋地区
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湖南地区
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堺地区
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尼崎地区
外装建材で初!
「SuMPO EPDラベル」を取得
EPDとは、第三者検証を受けた定量的環境情報を開示する仕組みのことで、SuMPO
EPDラベルは、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品の全ライフサイクルにわたって、LCA(ライフサイクルアセスメント)による定量的な環境情報を開示し一般社団法人サステナブル経営推進機構(通称:SuMPO)に認証されることで取得できます。
消費者や企業が環境に良い製品を入手するためには、透明性の高い環境情報は不可欠です。当社はその考えにいち早く賛同し、外装建材メーカーで初めてこのラベルを取得しました。
ゼロカーボンベースボールパーク
に協賛
2025年3月1日、兵庫県尼崎市の小田南公園が「ゼロカーボンベースボールパーク」に生まれ変わり、
このパーク内に阪神タイガースファーム本拠地として「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」がオープンしました。

この事業は太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用などによる「脱炭素化」と、
ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった
環境にやさしい取り組みを行うことで、脱炭素社会や循環型社会に資する施設にすることを目指しており、
その取り組みに当社も賛同し、パートナー企業として名乗りを上げました。
球場の大屋根や屋内練習場の屋根や外壁には優れた耐久性をもつSGLが採用され、施設の長寿命化に貢献しています。