複数の班で分担し24時間体制でライン操業を担う交代勤務の職場になります。製造ラインにはいくつかのポジションがあります。例えばライン入側のポジションを担当する日は、クレーンを操縦し塗装鋼板コイルを自動台車に乗せ、コイルの終端と次のコイルの頭とをつなげる板繋ぎなど、操作盤に向き合いながら機械を操作しています。
一見すると自動化が進んでいる様に思えますが、設備は生き物であり、生産条件は日々変わります。うまく働かない所が出てきたら、ライン休止などのタイミングに自分達で改善します。原因を探して作動条件を変更したり、治具を作ったり、ラインを改造したり、試行錯誤する中で生産が効率化されていくことにやりがいを感じます。

人に教えられるぐらいの知識と経験を得たい

私が働いている地区では多能工化が推進され、全てのライン、全てのポジションを経験しながら習熟していきます。当然やり方のわからない作業や設備がたくさんあります。まずはそれらをいち早く覚えて、いくつものポジションの作業を出来る様に、またトラブル時の対処など非定常作業も自分自身でこなせるようになりたいと考えています。そのためには仕事に対する理解を深める必要があります。
一つの作業や設定を変えると下工程でどんなことが起こるのか、そもそもどうしてその作業をするのか...それらをマスターして自分が出来る範囲をもっと広げたい、人に教えられるぐらいの知識と経験を得たいと思います。ゆくゆくはみんなに頼られる重要なメンバーになることを目指して頑張っています。

諸活動の発表など若い内から経験でき、意見も尊重される風土

屋根壁材という性質から、自分達が頑張って作った製品が建物になっている様を見る事ができます。ベタな感想ですが、実際に目にするとやはり感動があります。
また私が働いている地区は若手が多く、フレッシュな環境です。ベテランの先輩方に教えられながら、JK活動のリーダーや発表など若い内から経験でき、意見も尊重される風土があります。仕事と生活のバランスについては、福利厚生や産休・育休を始めとした各種社会保障制度がしっかりと運用されているなど、長く働く事を支援する姿勢を感じます。休みに関しても繁忙期と閑散期がはっきりしている為、まとまった有休も取りやすく、友達と海外旅行に行く事もできます。

人材育成