私は塗装鋼板製造ラインの操業技術管理に携わっています。塗装鋼板製造ラインはめっき鋼板に大きなゴムロールを使用して連続的に塗料を塗る工程です。このラインに対して日々の操業データを解析し、より良い製品をいかに効率的に生産出来るかを考えるのが仕事です。
例えば電気や燃料ガスの使用量低減のために無駄な部分が無いかの調査や、見直しを行ったりします。このような仕事はアイデアや発想の転換次第で大きな効果が得られる場合も有ります。また経験を重ねると中長期的な目線での大規模設備の改造、新規設備の導入の企画・実行なども担当するようになり、難しい案件もありますがいずれも関係者一丸となって取り組み、完遂した際に味わえる達成感は自信とモチベーションアップにつながり、やりがいを感じることができます。

製造技術と品質のダントツ化を図りたい

私は入社から約15年間、塗装鋼板のベースとなるめっき鋼板の操業技術管理に携わっていました。その間に総工事費50億円のめっきライン更新プロジェクトを担当するなど貴重な経験もさせてもらっています。
現在携わっている塗装鋼板は色数が膨大で小ロット多品種なのが特徴です。それ故、如何に効率よく切り替えをして生産時間を確保するかが重要となります。これに対して効率的な作業方法の考案や設備能力増強による生産能率アップ、更には自動化技術を取り入れるなど、製造技術と品質のダントツ化を図りたいです。またカーボンニュートラルやSDGsにも寄与する取り組みにも積極的に挑戦したいと思います。

地域の発展や人びとの快適なくらしに貢献

住まいに鉄と言うとイメージが湧きにくいかもしれませんが、住宅や商業施設など少し意識して見渡すと、実は私達の身近に多く存在していることに気が付きます。その様な中で当社製品は鋼板事業・鋼板加工事業・パネル事業それぞれの製品が多くのお客様に支持・採用頂いています。高機能かつ高意匠な製品を開発・製造出来るのは当社ならではの強みであり、それが地域の発展や人びとの快適なくらしに貢献出来ている点は大変魅力的だと思います。
また社としてコンプライアンス、ワークライフバランスも重視しており、鉄鋼業に対するイメージ＝過酷労働という環境ではありませんので自身のペースで業務を行っていくことも可能です。